検査案内
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MRI検査
MRI検査は大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って体の断面像を得る検査です。レントゲンやCT検査とは異なり”X線”を使わないため被曝もなく優れた画質の画像が得ることが出来ます。
人体の横断像や縦断像を任意に撮影でき、患者様の症状や所見に合わせた撮影を行っています。
MRIでえられる画像は精細で診断価値が高いです
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MRA検査
MRAはMRIの撮像法の一つで造影剤という薬剤を使わずに、MRIでは血管の撮影をすることが出来ます。造影剤アレルギーがある患者様も安心して検査を受けることが出来ます。
クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤の検索には欠かせない検査です。
MRA:造影剤を使わずに脳の血管を撮影する事もできます
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頸動脈MRA検査
MRAとはMR Angiography(血管造影)の略です。
頭部のMRAと同様に脳を栄養する大事な血管である頸動脈も体格に左右されずに綺麗に撮影することが出来ます。
頸動脈は動脈硬化の兆候が表れやすい部位でもあるので、生活習慣病のある患者様は脳ドック検査でチェックをすることをお勧めいたします。
頸動脈もMRAで綺麗に描出することが出来ます
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認知症特殊解析検査
現在日本では65歳以上の高齢者の約15%が認知症であると報告されています。
MRIで撮影した画像をVSRADという画像解析ソフトを使用し、脳の萎縮を客観的に測定し左図の様なレポートを作成します。
認知症の診断にはこのレポートと共に、認知症学会専門医である当医院の理事長が問診やMRI画像を読影し総合的に判断いたします。
保険診療以外にも各種脳ドック検査もございます。
MRIの注意事項
また、妊娠中や妊娠の可能性のある方も検査ができない場合がございます。
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検査が行えない場合
・ペースメーカーや埋め込み型除細動器
・人工内耳
・可動性義眼、眼窩内異物
・深部神経刺激装置
・留置スワンガンツカテーテル
・脳動脈クリップ
・水頭症の加圧変式バルブシャント
(その他検査が行えない体内人工物がございます。詳しくはお電話の確認をお願いします)検査が行えない場合がある体内人工物
・心臓人工弁(手術病院へご確認をお願いします)
・ステント(ステント留置後3週間以内の方)
・入れ墨がある方(撮影部位との距離や大きさによって検査ができない場合がございます)
MRIの検査時間
閉所恐怖症の方
また、患者様がリラックス出来るようにヘッドフォンからリラクゼーション音楽を流しております。
造影MRI検査について
検査の準備
・通常の視力矯正用のコンタクトレンズは問題ありませんが、ファッションコンタクトレンズや黒目拡大効果のあるものは検査前に外していただきます。ケースをご持参ください。
・ウィッグやブラジャー等検査室に持ち込めないものがあり、検査着に着替えていただく場合もございます。
検査の前処置
・尿路系検査又は骨盤腔検査の方は、膀胱を尿で満たした状態が検査時好ましいです。
(来院1時間前に排尿をされた方は約300ml程の水をお飲みになってからお越しください)
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当医院のSIEMENS社製 1.5T-MRI装置